【元訓練生】職業訓練がおすすめな理由7つ!デメリットも解説

こんにちは。すず子です。

  • 職業訓練ってよく聞くけど役立つの?
  • 職業訓練はいかない方がいいって聞いたことあるけど…

と気になっている人も多いのでないでしょうか?

結論から言うと職業訓練はおすすめです!

すず子

私はWEB系の職業訓練に通い
未経験でWEB企業に就職しました。

今回の記事では職業訓練を検討している方に向けて職業訓練のおすすめの理由とデメリットを解説していきます。

この記事はこのような人におすすめ
  • 職業訓練を検討している
  • キャリアチェンジしたい心配
  • 職業訓練生の声を聞いてみたい

この記事を読めば、職業訓練にはメリットが多くさらに魅力を感じてもらえるようになるはず

通ってみないとイメージが沸きずらいと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

職業訓練(ハロートレーニング)とは

職業訓練とは

希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得できる公的制度。

職業訓練は建設関連やIT系から事務・介護・美容まで、さまざまな訓練を受けられるコースが用意されています。

受講期間はさまざまですが一般的には3ヶ月~6ヶ月。長期にわたるコースもあります。

最近では通学が困難な人のために、eラーニングで受講できるものもあります。

職業訓練には大きく分けて2つの種類があります。

  1. 公共職業訓練:
    失業手当をもらっている人向け
  2. 求職者支援訓練:
    失業手当を受給できない求職中の人向け(受給中の人も受講可能)

職業訓練の詳細は厚生労働省のホームページをみてください。

私の通っていた訓練校は
  • 種類:求職者支援訓練
  • 受講内容:
    webデザイン・webマーケティング
  • 期間:約5ヶ月
  • 対面とオンライン授業あり

以下、記載する私の体験談は求職者支援訓練の話になります。

元訓練生が解説!職業訓練がおすすめの理由7つ

私が実際に職業訓練に通い、
おすすめできるポイントを7つ紹介します。

未経験業種の転職を考えていた私には
満足度が非常に高かったです。

それぞれ、実体験も含めて詳しく解説していきます。

授業料0円

職業訓練は無料で受講することができます。

民間の学校に通うとなると少なくても数万円の費用がかかります。

職業訓練はテキスト代や通信にかかる費用を除き、無料になります。

私もテキスト代の1万円以外はお金かかっていませんし、
給付金を受給していたので定期代も支給されていました。

かなりお得ですね。

失業手当の給付期間が延長される

一定の条件を満たしていると、

受講期間中に失業給付金の期間が過ぎても受講修了まで期間が延長されます

元々、雇用保険の失業給付金は、お金をもらえる給付日数が定められています。

給付期間は退職理由や勤続年数によっても異なってくるので、ハローワークで確認してみましょう。

ただし、訓練開始日に
所定の給付日数が残っていることが条件です。

給付が延長されるかについては、ハローワークの窓口で確認しましょう。

私が通っていた訓練校は8割の方が失業手当をもらいながら通っていました。

職業訓練受講給付金がある

失業手当給付対象外・給付期間が終わってしまった方には職業訓練受講給付金があります

給付金対象条件は

  • 本人収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月30万円以下
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下
  • 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
  • 訓練実施日全てに出席する
    (やむを得ない理由により欠席し、証明できる場合であっても、8割以上出席する。)
  • 世帯の中で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている者がいない
  • 過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けていない
  • 過去6年以内に、職業訓練受講給付金の支給を受けていない 

引用:厚生労働省 求職者支援制度のご案内 2023年12月7日現在

条件にすべて該当すると、

職業訓練受講手当     月10万円
訓練を受講している期間について、要件を満たせば1か月ごとに支給します
通所手当訓練施設へ通所する場合の定期乗車券などの額(月上限42,500円)
収入要件を満たさない場合であっても、本人収入が月12万円以下かつ世帯収入が月34万円以下で他の要件を満たす場合は、通所手当のみ支給を受けることができます。
寄宿手当月10,700円
訓練施設へ通所するために同居の配偶者、子および父母と別居して寄宿(訓練施設に付属する宿泊施設やアパートなど入居)する場合で、住居の変更が必要とハローワークが認める場合に支給します

引用:厚生労働省 求職者支援制度のご案内 2023年12月7日現在

が給付されます。

私は失業手当給付対象外だったので、この給付金をもらいながら通っていました。

私の場合は月10万円+通所手当を給付されていました。

かなり条件厳しいので該当する方少ないのか、クラスでも給付金受給者は私ともう1人のみ。

手続きも申請書が10枚程度渡されて、すべて手書き。かなり面倒でしたね。

しかし、金銭面的に給付金があって本当に助かりました

収入や金融資産についてどう確認するの?

不正受給防止のために、初回の申請時に持っている銀行口座の残高をすべて提示します。

そして毎月、受給申請する時にも通帳残高を提示していました。

私は初回の申請時に友人からの入金履歴があったのですが、なぜ振り込まれているお金なのか聞かれました。

それぐらい条件の確認は細かくされるので、虚偽の申告はやめましょう

申請の前に不正受給禁止の誓約書も書きますよ。

新たな知識や技術を学べる

必要なスキルや技術・資格が取得できます

職業訓練に通う醍醐味ですね。

自分が目指す職業に分野の近い職業訓練を選ぶことをおすすめします。

訓練校を選ぶときのアドバイス

訓練校を選ぶときには
必ず説明会に出席しましょう

同級生で訓練校のカリキュラムとやりたいことにズレがあった方もいました。

説明会に出席すると校風や設備・卒業生の就職状況なども知れます。

後悔しない訓練校を選んでくださいね!

就職支援が受けられる

転職活動に必要な支援が無料で受けられます。

支援内容
  • 求人の紹介
  • 履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの添削
  • 面接対策
  • キャリアコンサルタントによる個別相談

基本的には受講中に限るようですが、卒業後も支援をしてくれる訓練校もあります。

クラスメイトは転職エージェントも使いながら転職活動をしている人が多かったです。

普段は関わらないような人脈が作れる

職業訓練校には様々な経歴や年齢の方がいます。

普段は関わらないような人脈を作ることができます。

大人になるにつれ、同じ職業をしている友人が多くなりませんか?

すず子

私も気づけば看護師の友人ばかりになっていました。

違う職種や経験をした人の話は
とても楽しかった!

同じ業界で働くことになるクラスメイトも多いです。

就職した後も関係をもっておくと情報が交換出来たり、相談ができる友人になりますよ。

良い刺激を受けられる

訓練校は同じ志の人が多く、授業だけで学べない多くの学びを得られました

私はSNSやブログで少しでも収入を増やしたいと思っていました。

クラスメイトには
  • 既にSNSで収益を出している
  • 副業で本業とおなじぐらい稼いでいる

方がいました。

自分がやろうと思っていたことをすでに行動している方がいたのでとても良い刺激になりました。

後悔しないために。職業訓練のデメリット

ここまで職業訓練のおすすめできるポイントについてご紹介してきましたが、実際はデメリットも存在します。

今回ご紹介する職業訓練のデメリットは、以下の5点です。

デメリットを先に知っておくことで、正しい心構えをしたうえで職業訓練を始められます!

さらに、職業訓練に通うモチベーションを保つことにもつながりますよ。

希望コースを受講できない可能性がある

希望する職業訓練が受講できるとは限りません。

受講できない理由
  • 希望するコースが開催されていない
  • 応募人数が定員を超えている

などが考えられます。

これにより、自分のキャリア目標に沿った職業訓練を受けられないこともあります。

人気の訓練校は倍率が2~3倍になることも…

しっかり対策をして選考試験に臨みましょう!

失業期間が長くなる

訓練は就業ではありません。訓練期間は訓練生のステータスになります。

職業訓練をよく思っていない企業があるのも事実です。

実際に、クラスメイトは入社選考時で
「なんで職業訓練校?そんなところ行かないで就職すればよかったのに」と言われたそうです。

職業訓練校で学んだことを伝えれば、考慮してくれる場合がありますが

このような事例もあることを知っておきましょう。

自分のペースで学習できない

職業訓練は個々のペースに合わせて進むのではなく、進度の遅い人に合わせて調整していく傾向があります。

個々の学習スタイルやペースに合わせた柔軟性が欠けることがあり、自分のペースで学ぶことが難しい場合もあります。

私の訓練校ではオリエンテーションで
「できない人のペースに合わせて進みます。得意な分野ではサポートに回ってください」と説明がありました。

その言葉のおかげもあり、わからない所があればすぐに聞ける雰囲気はありましたが

自分のペースでどんどん進みたいという方はあまり向いていないかもしれません。

訓練校によりレベルの差がある

訓練校やプログラムによって、教育レベルや講師の質に差が生じることがあります。

質の高い訓練を提供している学校と、そうでない学校との間には差異があるようです。

設備も訓練校によってさまざまです。訓練校選びは慎重にしましょう。

全日程出席が前提

訓練は基本的に全日程の出席が求められます。

学生のように好きな時に休めるといった自由な雰囲気はありません。

出席状況は給付金や失業手当の給付額に関わります。加えて、出席日数が足りていない場合は強制退校になります。

職業訓練校に通っている期間は、
仕事をしていない状態であっても時間に縛られることを理解したうえで受講しましょう。

メリットもデメリットも理解して職業訓練に通おう!

今回の記事では職業訓練を検討している方に向けて職業訓練のおすすめの理由とデメリットを解説してきました。

職業訓練に通うか迷っている方もいると思いますが、ぜひ一度はハローワークで相談してみてほしいと思います。

職業訓練校はこんな人におすすめ!
  • 失業手当を受給しながらスキルアップしたい
  • 新たな職種にチャレンジしたい
  • 志が一緒の仲間と学びたい

職業訓練に通うことでスキルアップにもつながり、人生の可能性が広がりますよ!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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