こんにちは。すず子です。
退職後、失業手当もらってゆっくりする予定の方。
もしあなたが公務員扱いの職場で働いているなら、失業保険もらえません。
今回の記事では公務員の失業保険についてまとめてみました。
- 公務員として働いている
- 失業手当の受給を検討している
- 失業保険について知りたい
私も公立病院で働いていて、
失業手当もらえませんでした。
そして、もらえないことを
退職するまで知りませんでした。
公立病院で働いている看護師さん、ぜひ読んでくださいね。
失業保険(失業手当)とは
失業保険(失業手当)とは求職者が安定した生活を送りつつ1日でも早く再就職するための支援として給付されるものです。制度上の正式名称は基本手当といいます。
退職してから次の職に就くまでの間を
支援してくれる手当です。
失業保険の給付条件
失業手当をもらうには
下記の3点を満たす必要があります。
条件 | 詳細 |
---|---|
雇用保険に加入している | 離職前2年間に12か月以上の加入期間がある(例外あり) |
保険料を払っている | 基本的には給与から 天引きされている |
失業している | 積極的に就職意欲があり、仕事を探している状態が必要 |
条件については例外もあります。
給付額や給付期間は年齢や勤続期間よって異なります。
こちらの記事はわかりやすく解説してくれています。
なぜ公務員は失業保険がもらえないのか
結論から言うと
公務員は雇用保険対象外
給付条件である雇用保険に入っていないので
失業保険はもらえません。
公務員が雇用保険対象外な理由
なぜ公務員は雇用保険対象外なのでしょうか?
公務員は雇用保険法第六条で、
雇用保険の適用対象外と定められているから。
この法律がある理由として、景気変動による失業が予想されにくいことが挙げられます。
失業保険がもらえない代わりにある○○○○!
公務員には失業保険がもらえない代わりに
退職手当があります。
退職時に勤務先から支払われる手当で一般的にいう退職金に近いものです。
退職手当の支給額や条件は、勤めている地域の条例や規定によって異なります。
勤続年数長ければ、
大きいお金がもらえるのがメリットですが
私は勤続3年で民間病院の退職金と大差ありませんでした。
民間病院で働いていたら
退職金と失業保険の両方もらえたのに…
失業保険がもらえない!対策方法は?
辞めてから気づくともう遅いですが、
在職中の方は今からでも準備ができます。
対策方法について紹介していきます。
計画的な貯蓄
失業保険が得られない状況に備えるために、
計画的な貯蓄が重要です。
公立病院は福利厚生が充実しています。
財形貯蓄などを使って貯蓄することをおすすめです。
財形貯蓄とは
賃金から天引きで
月々1,000円から気軽に積立できる貯蓄制度
自分では貯金ができないという方は、給与から天引きで簡単に引き下ろすことができないのでおすすめです。
そもそも制度がない職場もあります。
使えるものは積極的に使っていきましょう。
支出を見直す
まず、収入と支出を把握しましょう。
看護師をしているとストレスでつい爆買いしてしまいますよね。
ですが、退職後も支出が多いと貯金は驚くほどに減っていきます。
在職中に支出を見直し、無駄な出費を削減し、節約する方法を模索することも大切。
現職をやめたら一度ゆっくりしたいという方も多いと思います。
散財しなくても保険料の支払いだけでも想像以上にお金がかかりますよ。
公立病院を辞める時は計画的に。
今回は公務員として働く看護師に向けて、失業保険についてまとめてみました。
- 公務員は失業保険がもらえない
- 失業保険がもらえない代わりに退職手当
- 対策は貯蓄と支出の見直し
無知なことで損するんだなと実感する出来事でした。
そこから私はお金の勉強を始めたのでいい経験だったのかもしれませんね。
私のように退職してから
気がつく方がいませんように!
誰かのお役に立てていれば嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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